私がセンターに勤め始めて1年とちょっとが経ちました。その中で病院にいた時とは劇的に変わったことがいくつかあります。
一番変わったのは、「自分で仕事を創発していかなければならない」ということでしょうか。
病院にいれば基本的にリハビリテーションを午前・午後で行って、合間にカンファレンスがあったりしながら、夕方はカルテ書きや書類の処理をして1日を終えるという流れです。そして、その出来上がった流れに従っていれば基本的には問題ないわけです。
今はそうじゃないです。そもそもクライアントさんの予約は不規則ですから、1日のリズムが毎日違います。隙間の時間でなにをするのかを自分で考えていく必要があります。
どうしたら地域の皆さんにもっとセンターのことを知っていただけるのか、それをひたすら考えて、そしてそれを実行に移す作業をしています。
それっぽい言い方をするとマーケティングになるんでしょうか?ただマーケティングっていうと何となく違和感があって、その言葉はあまり好きではないです。
難しい話ですが、今日本は世界で例のない超高齢化社会に突入しています。2025年問題っていうと皆さん聞いたことありますよね?
団塊の世代と言われる人たちが75歳以上になるのが2025年です。その時に高齢者の数がピークを迎えるわけですが、何が問題かというと、現行の保険制度ではその人たちを支えきれないんです。
保険を払う人たちは減り、もらう人たちが爆発的に増える、そのピークが2025年です。
医療保険・介護保険はさらに給付額などこれからさらにきつくなると思われます。それもそうです、財源が減るわけですからね。
その中で、リハビリテーションを十分受けられない人たちが相当数出てきてしまいます。もうすでにそういった人たちはたくさんいます。
なので、そういった方たちに介護保険外サービスでリハビリを届けることが私たちの使命だと思っています。
医療・介護保険の中でリハビリテーションを提供している人たちにできない、私たちにしかできないことです。
そんなことを考えながら日々クライアントさんと向き合っています。
えらく真面目な話になってしまいました。収拾がつかないのでこの辺で終わりにしておきます!それでは!
0 件のコメント:
コメントを投稿