2016年6月23日木曜日

梅雨と関節痛

関東甲信越も梅雨に入りましたね


今日も朝方は雨が降っていましたが、午前中は雨が上がりました


それでも空はぐずついています


こんな時期は何となく気分が滅入ったりやる気がでなかったりしますよね


痛みを抱えている方は、天気の変動で痛みが強くなったりもします


いわゆる「ふりけ」というやつです


私は病院勤務時代に患者さんがこの言葉を教えてくれました


これって方言ですか??





・・・・いえ、今日お伝えしたいのはふりけ方言説ではなく、なぜふりけというものが出るかです



関節というのは常に「陰圧」になっています


つまりぎゅーっと縮まろうとしている状態です


逆に「陽圧」というのは、広がろうとしている状態です


そしてここからが本題です


天気が悪くなる、変わる時というのは気圧が低くなりますよね


そうなると関節の中の圧は変わっていないのに、相対的に上がったことになります


分かりやすくいうと、外の気圧が10とします。関節の中の圧は4とします


その差は6です


天気が悪くなって気圧10が5になったとき、関節の中の圧は変わらず4です


でもその差は1です


ということは関節の中の圧力が上昇してしまったことになるんです(ふくらもうとする)


そこで関節の痛みが出ます


と、言われていますが天気による痛みの変化がなぜ起こるのか本当のところは分かっていません




痛みが出てしまったら、そこの循環を良くしてあげると痛みが和らぐかもしれません


そこを「やさしく」さすってあげる、お風呂に入るなどが有効です




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