今日は久しぶりにクライアントさんの症状が変化したことを書こうと思います。
太ももの裏側が突っ張って痛いとのことで来てくださいました。
立っていた方が楽で、座っていたりすると痛みが強くなるようでした。仰向けから膝を伸ばして足を上げると突っ張りが強くなり、SLR50°程度でした(これは専門用語です)。
骨盤を確認すると、右側の腸骨という骨が上に大きく歪んでおり、骨盤の中で神経がよじれている様子でした。背骨などを確認しましたが、硬さは所々あるものの、神経の動きに問題はありません。
そうなると、骨盤の骨が歪んだことで、神経がよじれ、それによって突っ張りが強く出ている可能性が高いです。突っ張っているのは坐骨神経だと思われます。
アプローチは骨盤の調整を中心に行いました。骨の歪みを柔らかく、バイニーアプローチで調整した後、その中の神経の滞りを開放していきます。
さらに、骨盤と関係性がとても深い足部もアプローチしました。足の施術をすることで骨盤周りの組織がゆるむこともよく経験します。この方も足部を施術することで、骨盤周りがより柔らかく、良い状態となりました。
仕上げとしてバイニーアプローチ特有の技術であるCOPオシレーションというものを使って、身体全体をなじませていきます。体の一部分が大きく変化すると、脳がびっくりして全身になじむまで時間がかかります。その間、違和感や好転反応といわれるような症状を引き起こすこともあります。
COPオシレーションをすることで、そういったことを予防し、施術直後から体がスムーズに動けるように調整します。
結果、太ももの突っ張りはなくなり、座っていても違和感なくいられるようになりました。
坐骨神経痛のような症状でお悩みの方、神経の滑りが何らかの原因で悪くなっている可能性が高いです。そういった方にバイニーアプローチは非常に有効ですから、一度ご相談ください。
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